MENU
フランチェスコ ワタナベ(Francesco Watanabe)
某アパレル企業のファッションバイヤー
スーツは私にとってただの服ではなく、人生そのものです。このサイトでは、フルオーダーはちょっと手が届かないけれど、既製品よりも自分に合ったスーツを探しているあなたに向けて、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力をお伝えします。
座右の銘「美しいものは必ずしも美しくなく、好きなものこそが美しい(Non è bello ciò che è bello, ma è bello ciò che piace)」
好きなYouTubeチャンネル「Superlatio」
個人的におすすできる日本のオーダースーツ屋「ダンカン」

オーダーシャツの襟型一覧|種類と失敗しない選び方

Ciao!

オーダーシャツを作るとき、意外と迷うのが襟型です。見本を開くと似たような襟がずらりと並び、「何が違うの?」と思う人も多いでしょう。

仕事でネクタイを締めるのか、ノーネクタイで着たいのか。まずは着る場面を決めれば、候補はかなり絞れます。

この記事では、オーダーシャツで選べる代表的な襟型と、スーツや体型に合わせるときの考え方を紹介します。

目次

オーダーシャツで選べる代表的な襟型

初めてのオーダーシャツなら、セミワイドかワイドカラーが使いやすいでしょう。どちらもスーツになじみやすく、ネクタイの柄や結び方を変えても合わせやすい襟型です。

ノーネクタイで着ることが多いなら、ボタンダウンやカッタウェイも候補になります。

襟型見た目の特徴向いている着方
レギュラーカラー襟の開きが狭く、形がすっきりしているビジネス、就職活動、冠婚葬祭
セミワイドカラーレギュラーより少し横に開いているビジネス、結婚式、普段使い
ワイドカラー襟の開きが広く、首元にゆとりが見えるスーツ、ネクタイスタイル
ホリゾンタルカラー襟先が水平に近いところまで開いているタイドアップ、ノーネクタイ
カッタウェイカラー襟先が後ろへ向かうほど大きく開いているビジネス、ジャケパン、ノーネクタイ
ボタンダウンカラー襟先をボタンで留めるクールビズ、オフィスカジュアル
タブカラー左右の襟をタブでつなぐネクタイを立体的に見せたいとき
ピンホールカラー襟に通したピンでネクタイを持ち上げるクラシックなスーツスタイル
ラウンドカラー襟先が丸く仕上げられている柔らかさや少し個性を出したいとき
ウィングカラー小さな襟先が鳥の翼のように開いているタキシード、蝶ネクタイ
スタンドカラー襟の折り返しがなく、首に沿って立つカジュアル、ノーネクタイ
イタリアンカラー襟から前立てまでがなめらかにつながるジャケパン、ノーネクタイ
管理人

ホリゾンタルとカッタウェイは、ほぼ同じ襟型です。ホリゾンタルは約180度、カッタウェイはそこから少し後ろへ開く形が目安。ただし、名称や開き具合は店によって異なるため、注文するときは見本で確認しましょう。

また、タブカラーやピンホールカラーは、ネクタイを締めて完成するデザインです。ネクタイを外すとタブや穴が見えるため、ノーネクタイにはあまり向きません。

着る場面に合った襟型の選び方

襟型を選ぶときは、好みより先に「どこで着るのか」を考えてみてください。仕事用と結婚式用では、同じ白いシャツでも選びやすい形が変わります。

ビジネスや就職活動で使いやすい襟型

普段の仕事で使うなら、セミワイドやワイドカラーが合わせやすいでしょう。ネクタイの結び目がきれいに収まり、現在のスーツとも自然になじみます。

少し落ち着いた印象にしたいなら、レギュラーカラーも選択肢です。ただし、襟の開きが狭いため、大きなネクタイの結び目を合わせると窮屈に見えることがあります。

就職活動では、白無地のレギュラーかセミワイドが無難です。襟型で個性を出すより、首まわりのサイズや襟の収まりを丁寧に見たほうが、全体がきれいに見えます。

ノーネクタイやオフィスカジュアルに合う襟型

ネクタイを外して着るなら、第一ボタンを開けたときの形を確認します。襟先が内側に倒れたり、ジャケットの中へ沈んだりすると、首元が少し頼りなく見えるからです。

ボタンダウンは、襟先が固定されるため形が崩れにくく、クールビズにも合わせやすい襟型です。カッタウェイやホリゾンタルは襟が横へ開くので、第一ボタンを外してもすっきり見えます。

イタリアンカラーは襟元に自然な立体感が出ます。きちんと感を残しながら、少し力の抜けた着こなしをしたい人に向いています。

管理人

ただし、職場によってオフィスカジュアルの範囲は違います。服装の決まりが厳しい場合は、セミワイドなどの定番から選ぶと安心です。

結婚式や冠婚葬祭で選びたい襟型

結婚式に一般的なスーツで参列するなら、白無地のレギュラー、セミワイド、ワイドカラーが合わせやすいでしょう。

タキシードに蝶ネクタイを合わせる場合は、ウィングカラーが候補になります。ウィングカラーは華やかな印象が強いため、普段のビジネススーツに合わせる襟型とは分けて考えます。

葬儀や法要では、白無地のレギュラーかセミワイドが基本です。ボタンダウンはスポーティーな背景を持つ襟型なので、格式を意識する場では避けたほうがよいでしょう。

管理人

結婚式は会場や立場によって装いが変わります。招待状にドレスコードが書かれている場合は、そちらを優先してください。

ネクタイ・スーツ・体型とのバランスを見る

同じ襟型でも、ネクタイやスーツとの組み合わせで見え方が変わります。襟だけを見て決めず、胸元全体のバランスを確認することが大切です。

襟の開きが狭いレギュラーカラーには、小さめの結び目がなじみます。ワイドやホリゾンタルには、ある程度横幅のある結び目を合わせると、襟の間に余白が残りにくくなります。

スーツのラペル(下襟)との大きさも見ておきたいところです。細いラペルに大きなシャツ襟を合わせると、シャツだけが目立つことがあります。反対に、幅のあるラペルに小さすぎる襟を合わせると、胸元が少し寂しく見えます。

体型とのバランスは、次のように考えると選びやすくなります。

気になるところ合わせやすい襟確認したい見え方
顔が細長く見えるワイド、ホリゾンタル横への広がりが強すぎないか
顔が丸く見えるレギュラー、セミワイド襟先の縦線が自然に見えるか
首が短め低めの台襟、小ぶりな襟あごに襟が当たらないか
首が長めやや高めの台襟首元だけが間延びして見えないか
肩幅が広い標準から少し大きめの襟襟だけが小さく見えないか

これはあくまで選び始めるための目安です。「丸顔だからワイドは似合わない」と決めつける必要はありません。

顔の形だけでなく、首の長さや肩幅、スーツのラペル幅も関係します。

管理人

鏡を見るときは、襟元をアップで見るより、ジャケットを着た状態で上半身全体を確認してみてください。

オーダーするときに確認したい襟まわりの仕様

オーダーシャツでは、襟の形だけでなく、首まわりや台襟の高さも確認します。デザインが気に入っていても、首に合っていなければ出番が減ってしまうからです。

確認する部分見るポイント合わないと起こりやすいこと
首まわり第一ボタンを留めても苦しくないか苦しい、襟に大きな隙間ができる
台襟の高さ首の長さやあごに合っているかあごに当たる、首元が間延びする
襟羽の長さ顔や肩幅、ラペルと釣り合うか襟だけが大きい、または小さく見える
襟芯の硬さ着る場面や好みに合っているか硬すぎる、襟の形が落ち着かない
カラーキーパー取り外しの可否を確認する襟先が反る、洗濯時に扱いにくい

首まわりは、第一ボタンを留めた状態で指が1~2本入るくらいがひとつの目安です。ただし、同じ寸法でも首の形や好みで感じ方は変わります。

ボタンを留めたまま、顔を左右に向けたり、軽くうなずいたりしてみましょう。ネクタイを締める予定があるなら、その状態まで試すと判断しやすくなります。

襟芯は、襟の形を保つために内側へ入れる芯地です。硬めなら端正に見えやすく、柔らかめなら首元に自然になじみます。仕事用だから硬いものが正解というわけではありません。

注文時には、普段着ているスーツやネクタイを持っていくのもよい方法です。持参が難しければ、着用した写真をスタッフに見せるだけでもイメージを伝えやすくなります。

ダンカンのオーダーシャツは、レギュラーやワイド、ボタンダウン、ホリゾンタル、カッタウェイなど、着る場面に合わせて襟型を選べます。店頭では実物を見ながら相談できるため、迷ったときはネクタイの有無や着用する場面を伝えてみてください。

オーダーシャツの襟型でよくある質問

初めてのオーダーシャツにはどの襟型がおすすめですか?

仕事から結婚式まで使いたいなら、セミワイドカラーが選びやすいでしょう。レギュラーより少し開きがあり、ネクタイの柄やスーツの形を選びにくい襟型です。

ノーネクタイで着る機会が多い場合は、ボタンダウンやカッタウェイも候補になります。

レギュラーカラーとセミワイドカラーは何が違いますか?

主な違いは、左右の襟が開く角度です。レギュラーカラーは開きが狭く、落ち着いた印象になります。

セミワイドは少し横へ開くため、首元がすっきり見えやすく、さまざまなネクタイやスーツに合わせやすい襟型です。

ノーネクタイでも襟をきれいに見せるにはどうすればよいですか?

第一ボタンを開けた状態で、襟が内側へ倒れないか確認してください。ボタンダウン、カッタウェイ、イタリアンカラーなどは、ノーネクタイでも形を整えやすい襟型です。

台襟を高くすればよいとは限りません。首の長さやジャケットとの相性も見ながら決めましょう。

ボタンダウンシャツにネクタイを合わせても大丈夫ですか?

ビジネスカジュアルなどでは、ボタンダウンにネクタイを合わせる着方もあります。ただし、ボタンダウンはスポーティーな印象があるため、格式を重んじる式典や弔事では別の襟型を選ぶほうが無難です。

着用する場面と職場の服装ルールを基準にしてください。

顔の形だけで襟型を決めてもよいですか?

顔の形は参考になりますが、それだけで決める必要はありません。首の長さ、肩幅、ネクタイの結び目、スーツのラペル幅でも印象は変わります。

最後はジャケットを着た状態で全体を見て、自分が落ち着く襟型を選んでみてください。オーダーシャツは、細かなルールに合わせるためだけのものではありません。あなたが普段使いやすいと思えることも、大切な判断基準です。

襟は、ネクタイを締めたときも外したときも、顔まわりの印象を左右します。見た目の好みだけでなく、着る場面やスーツとの合わせやすさも考えて選びたいところです。

気になる襟型が見つかったら、店頭ではジャケットも羽織ってみてください。首まわりの着心地と全体のバランスを確かめながら、普段から手に取りやすい一着に仕立てましょう。

Grazie!

あなたのシェアが誰かの役に立つかも!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Ciao! 私はフランチェスコ・ワタナベ、イタリア生まれ日本育ちの36歳です。父はミラノでテーラーを営んでおり、私もスーツに強いこだわりを持つようになりました。さまざまなスタイルや生地を見てきましたが、常に大切にしているのは「自分にぴったりの一着を見つけること」。このサイトでは、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力を中心に、既製品よりもフィット感の良いスーツを探している方へ役立つ情報を提供します。あなたの理想のスーツ選びをサポートします! Grazie!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次