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フランチェスコ ワタナベ(Francesco Watanabe)
某アパレル企業のファッションバイヤー
スーツは私にとってただの服ではなく、人生そのものです。このサイトでは、フルオーダーはちょっと手が届かないけれど、既製品よりも自分に合ったスーツを探しているあなたに向けて、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力をお伝えします。
座右の銘「美しいものは必ずしも美しくなく、好きなものこそが美しい(Non è bello ciò che è bello, ma è bello ciò che piace)」
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初めてでも失敗しない!オーダースーツのラペル選びを写真付きで解説

初めてでも失敗しない!オーダースーツのラペル選びを写真付きで解説

Ciao!

オーダースーツを仕立てるとき、ラペルの形と幅は第一印象を大きく左右します。この記事では、専門家の視点から体型やシーンに合わせたラペルの選び方を詳しく紹介します。自分の魅力を引き出すスーツの選び方がわかります。

目次

ラペルとは何か

スーツの印象を大きく左右するパーツのひとつが「ラペル」です。ジャケットの前面で、首もとから胸のあたりに折り返された部分のことを指します。ラペルは、顔の近くに位置するため、デザインや幅の違いが全体のバランスに直結します。たとえば、同じ生地のスーツでも、ラペルの形状が変わるだけで「落ち着いた印象」や「力強い印象」に見えることがあります。オーダースーツでは、ラペルを選べるため、自分の個性や着用シーンに合わせた最適な一着を作ることができるのです。

ラペルとカラー・ゴージラインの違い

スーツの襟もとは、「ラペル」「カラー」「ゴージライン」という3つの要素で構成されています。

  • ラペル(上襟):胸のあたりに折り返された部分。
  • カラー(下襟):首の後ろ側からラペルにつながる細い帯状の部分。
  • ゴージライン:ラペルとカラーが交わる線のこと。

この「ゴージライン」の高さが、見た目の印象を大きく変えます。ゴージラインが高いとモダンでシャープな印象になり、低いとクラシックで落ち着いた印象になります。
オーダースーツの現場では、職人が「ラペル幅」と「ゴージラインの位置」をミリ単位で調整します。これにより、顔立ちや肩のライン、シャツ襟とのバランスを整え、着る人の魅力を最大限に引き出すのです。

オーダースーツでラペルを選ぶメリットと注意点

既製スーツではデザインが決まっていますが、オーダースーツではラペルの形・幅・角度を自由に選べます。これが大きな魅力です。
たとえば、顔の輪郭が丸い方はシャープなピークドラペルを選ぶと引き締まった印象に、逆に面長の方はノッチドラペルで柔らかい印象を演出できます。また、ラペル幅を肩幅に合わせて調整することで、全体のバランスが自然になります。

ただし、注意したいのは「トレンドに流されすぎないこと」です。ワイドラペルが一時的に流行しても、長く着るスーツなら定番幅(約7〜8cm)を基準にするのが無難です。担当テーラーと相談しながら、自分の体型や目的に合ったバランスを見つけることが重要です。

ラペル選びで印象がどう変わるか

同じネイビーのスーツでも、ラペル形状を変えるだけで印象はまったく異なります。
たとえば、ノッチドラペルは穏やかで誠実な印象を与え、ビジネスシーンに最適です。一方、ピークドラペルは上方向にとがったラインが特徴で、胸元を広く見せ、堂々とした雰囲気を生みます。ショールカラーはフォーマル度が高く、パーティーや式典にぴったりです。

オーダースーツを仕立てる際には、「自分がどんな印象を与えたいか」を考えることが大切です。営業職で信頼感を重視するならノッチ、リーダーとして存在感を出したいならピーク、といった具合に目的に合わせて選ぶことで、スーツがあなたの武器になります。

ラペルの種類一覧と特徴

ラペルの形は、スーツの印象を決める重要な要素のひとつです。オーダースーツでは、形状によって「誠実さ」「力強さ」「華やかさ」など、まったく異なる印象を作り出すことができます。ここでは代表的な8種類のラペルを紹介し、それぞれの特徴とおすすめの体型・用途を具体的に見ていきましょう。

ノッチドラペル(定番)

最も一般的で、ビジネススーツの約8割に使われる形です。襟の折り返し部分に“くぼみ”があり、控えめでバランスの取れた印象を与えます。日本人の体型にも合いやすく、どんなシーンにも対応できる万能デザインです。営業職や新社会人など、信頼感を重視する場面で特におすすめです。

セミノッチ/ノッチドスリム(細め)

ノッチドラペルを少しシャープにしたデザインです。ラペルの幅が狭く、現代的で軽やかな印象を与えます。スタイリッシュさを求める若年層や、細身のスーツを好む方に向いています。ただし、肩幅が広い方にはアンバランスに見えることもあるため、担当テーラーと幅のバランスを確認するのがポイントです。

ピークドラペル(尖ったデザイン)

襟先が上方向に尖っており、胸元を広く見せるデザインです。フォーマルスーツやダブルジャケットに多く採用され、存在感と華やかさを演出します。肩幅を強調したい、リーダー的な印象を与えたい方に最適です。ピークの角度が高いほど力強く、低いほど落ち着いた印象になります。

セミピークドラペル(ピークの少し控えめ版)

ピークドラペルの鋭さを少し抑えた形で、クラシックさと柔らかさを両立しています。攻撃的すぎない印象で、ビジネススーツにも取り入れやすいデザインです。穏やかで品のある雰囲気を出したい方におすすめです。

フィッシュマウスラペル(魚口風)

ラペルの先が魚の口のようにカットされた独特の形状で、ヨーロッパの老舗テーラーに多く見られます。柔らかい印象と遊び心を両立させるデザインで、ファッション感度の高い人に人気があります。カジュアルなジャケパンスタイルや、休日スーツにぴったりです。

クローバーリーフラペル(角を丸くデザイン)

丸みを帯びた襟先が特徴で、やさしく親しみやすい印象を与えます。フレンチスタイルのスーツや、柔らかい生地のジャケットによく合います。個性を出しながらも上品に仕上げたいときに選ばれるラペルです。

ローリングダウンラペル(段返り仕様)

ジャケットの第一ボタンが留まらず自然に返る「段返り」スタイルと組み合わされたラペルです。胸もとの立体感が増し、クラシックで奥行きのある印象になります。年齢を重ねた男性や、重厚感を求める方に特に好まれています。

ショールカラー/ノーカラー(特殊デザイン)

ショールカラーは襟のつなぎ目がなく、丸く連続したラインが特徴です。主にタキシードやパーティー用スーツに用いられ、華やかでエレガントな印象を与えます。

一方、ノーカラーは襟を排除したミニマルなデザインで、ファッション性を重視する方に人気があります。どちらもフォーマルまたはモード志向の強いスタイルに適しています。

ラペル形状特徴見え方・雰囲気向いている体型・用途
ノッチドラペル襟にくぼみがある標準型誠実・落ち着いた印象ビジネス全般・誰でも合う
セミノッチ/ノッチドスリムノッチより細めでシャープ軽やか・現代的細身の体型・若年層
ピークドラペル襟先が上を向く力強い・華やか高身長・フォーマル向け
セミピークドラペルピークを控えめにした形品があり柔らかい印象標準体型・ビジネスにも対応
フィッシュマウス丸くカットされた先端遊び心・個性派カジュアル・ジャケパン
クローバーリーフ丸みを帯びた形状親しみやすく優しい柔らかい雰囲気を出したい人
ローリングダウン自然な段返り重厚・クラシック年配層・伝統的スーツ派
ショール/ノーカラー丸い連続襟または襟なし華やか・モードパーティー・礼服

ラペルの幅・数字で見る印象の変化

ラペルの形だけでなく、幅の違いもスーツ全体の印象を大きく左右します。ラペル幅は顔や肩幅、体格の見え方に直結し、「スタイリッシュ」「重厚感」「クラシック」など、言葉では表せない印象を作り出します。オーダースーツではこのラペル幅を1cm単位で調整できるため、既製スーツにはない“自分に合ったバランス”を作ることができます。

ラペル幅とは何か?

ラペル幅とは、ラペルの外端から襟の折り返し(ゴージライン)までの距離を指します。一般的に6〜11cmの範囲で仕立てられることが多く、数字が大きいほど“ワイドラペル”、小さいほど“ナローラペル”と呼ばれます。
11cmのワイドラペルは胸もとを広く見せ、落ち着きと貫禄を演出します。一方、7cm前後のナローラペルは軽快で若々しく、都会的な印象を与えます。

ラペル幅の名称と一般的な数値

種類幅の目安印象向いている体型・用途
ナロー約6〜7cmシャープ・軽やか細身・若年層・カジュアル
レギュラー約7.5〜8.5cmバランス・定番標準体型・ビジネス全般
ワイド約9〜11cm重厚・存在感肩幅が広い・フォーマル

このように、幅の違いは「体格」や「目的」に合わせて選ぶのが基本です。実際、欧州ブランドではクラシックなワイドラペルが主流で、日本では動きやすさを重視したレギュラー幅が人気です。

幅が細い/太いとどう見える?

ナローラペルは視覚的に肩のラインを内側に見せるため、シャープでモードな印象を作ります。都会的で若々しい雰囲気を演出したい方にぴったりです。
逆にワイドラペルは、肩幅を広く強調し、胸もとの存在感を増やします。フォーマルスーツやダブルジャケットに多く使われ、落ち着いた大人の印象を与えます。
試着してみると、印象の違いが明確です。1〜2cmの差でも印象が大きく変わるため、採寸時には必ず鏡の前で確認することをおすすめします。

体型・用途ごとの目安数値(例:身長・肩幅・ビジネス・フォーマル)

ラペル幅は、身長や肩幅とのバランスを意識して選ぶと失敗がありません。

  • 細身・小柄な方:6〜7cm(軽く見せる)
  • 標準体型の方:7.5〜8.5cm(万能)
  • がっしり・高身長の方:9〜10cm(安定感と威厳を強調)

また、フォーマルな装いではワイド幅、日常的なビジネスシーンではレギュラー幅が最もバランスがよいとされています。オーダー時は「ネクタイ幅」との整合も重要で、一般的にはラペル幅とネクタイ大剣幅を近い値にするのが理想です。


種類幅の目安見え方似合う体型用途
ナロー6〜7cmシャープ・若々しい細身・小柄カジュアル・若手層
レギュラー7.5〜8.5cm調和が取れた印象標準体型ビジネス全般
ワイド9〜11cm堂々・重厚高身長・肩幅広めフォーマル・経営層

ラペルカラー(色・配色)・サイズ感・ラペル幅とのバランス」

スーツを仕立てるうえで、ラペルの形や幅に加えて重要なのが「ラペルカラー(配色)」と「サイズ感」とのバランスです。どんなに上質な生地を使っても、ラペルの色味や幅が全体と合っていなければ、印象がちぐはぐに見えてしまいます。ここでは、ラペルの色の選び方、体型との関係、そしてネクタイやシャツとのバランスを整えるためのポイントを具体的に解説します。

ラペルカラー(ラペル自体の色や縁取り)による印象の違い

ラペルカラーとは、ラペル部分の生地の色や縁取りのデザインを指します。クラシックなスーツではボディと同じ生地を使うことが多いですが、タキシードのようにラペルだけをサテンなど異素材にすることで、よりフォーマルな印象を与えることができます。
たとえば、黒のウール生地にサテンの黒ラペルを組み合わせると、光沢が加わり一気に「夜の装い」に変わります。逆に、同色でマットな仕上げにすると、落ち着いたビジネス向きの雰囲気になります。
最近では、ラペルの縁にステッチを施す「ピックステッチ」や、わずかに色を変える「トーンオントーン」の配色も人気です。さりげない個性を出したい方に向いています。
掲載推奨画像: 同じスーツでラペル部分だけ生地や色を変えた比較写真。フォーマルとビジネスの印象差がわかる構成。

スーツサイズ感(肩/胸/ウエスト)とラペルの関係性

ラペルはスーツ全体のシルエットに深く関係しています。特に肩幅と胸の張りがラペルの印象を左右します。肩幅が広い方にナローラペルを合わせると、肩のボリュームだけが強調されてアンバランスになります。一方、がっしり体型にワイドラペルを合わせると、胸もとに自然な立体感が生まれ、堂々とした印象になります。
テーラーの現場では、試着時にラペルが「胸に吸い付くように沿っているか」を確認します。浮いている場合はサイズか角度が合っていない証拠です。ジャケットのボタン位置とゴージラインの高さも、ラペルと調和しているかをチェックしましょう。
掲載推奨画像: 体型別にラペル幅と角度を変えた3パターン(細身・標準・がっしり)を並べた写真。

ネクタイ幅・シャツ襟・スーツの全体バランスにおけるラペルの位置付け(※画像:ラペル幅/ネクタイ幅の比較図)

ラペル幅は、ネクタイやシャツ襟とのバランスをとることで初めて美しく見えます。基本の考え方は「ラペル幅=ネクタイの大剣幅」。たとえば、ラペルが7.5cmならネクタイの幅も7.5〜8cmを選ぶと、胸もとが整い、視線が自然にVゾーンへ流れます。
また、シャツの襟型も重要です。ワイドスプレッドカラーならピークドラペルが映え、レギュラーカラーならノッチドラペルがバランスよく収まります。
ある顧客の例では、ネクタイ幅を1cm広げただけで「首が短く見える」という悩みが解消しました。小さな調整でも、全体の印象は驚くほど変わるのです。
掲載推奨画像: ラペル幅・ネクタイ幅・シャツ襟角度を比較した図。3種類のバランスを並べて違いを示す構成。


ラペル幅ネクタイ幅(大剣)シャツ襟型全体の印象
6〜7cm(ナロー)6〜7cmセミワイド・レギュラー軽快で若々しい
7.5〜8.5cm(レギュラー)7.5〜8.5cmレギュラー・スプレッド調和が取れた王道スタイル
9〜10cm(ワイド)8.5〜9.5cmワイドスプレッド落ち着き・存在感

体型・シーン別おすすめラペルの選び方

ラペルは、スーツの印象を決める「顔」のような存在です。体型や着用シーンによって最適な形や幅が異なり、それを理解することでスーツの完成度は格段に上がります。オーダースーツの現場では、テーラーが最初に確認するのもラペルの形状とバランスです。ここでは体型別、そしてシーン別に最も美しく見えるラペル選びのポイントを紹介します。

細身・小柄な体型の場合/ナロー幅・ノッチ形状中心

細身の方には、コンパクトなノッチドラペルやセミノッチがおすすめです。ラペル幅を6〜7cmに抑えることで、全体がすっきり見え、スタイルアップ効果も期待できます。
たとえば、身長165cm・肩幅が狭めの男性がワイドラペルを選ぶと、襟の主張が強すぎて上半身が浮いて見えます。逆にナロー幅なら重心が自然にまとまり、顔まわりが引き締まります。細身のスーツと相性がよく、若々しい印象を与える点も魅力です。
掲載推奨画像: 細身モデルがナロー幅とワイド幅を着用した比較写真。

標準体型の場合/レギュラー幅・ノッチまたはセミピーク

標準体型の方は、ラペル幅7.5〜8.5cmのレギュラー幅が最もバランスがよいです。ノッチドラペルで安定感を出すのも良いですが、少し個性を出したい場合はセミピークドラペルもおすすめです。
営業職など、日常的にスーツを着る方なら、ビジネスでもフォーマルでも違和感がない万能型の組み合わせになります。実際、多くのオーダースーツブランドが標準提案として採用しているのもこの幅です。
掲載推奨画像: 標準体型のモデルがノッチとセミピークを着用した写真。

がっしり体型・高身長の場合/ワイド幅・ピークやローリングダウン

肩幅が広く胸板が厚い方には、ワイドラペル(9〜10cm)とピークドラペル、またはローリングダウンラペルの組み合わせが理想的です。広いラペルが体のボリュームと調和し、堂々とした印象を作ります。
特に高身長の方がナローラペルを着ると、バランスが崩れやすく、全体が間延びして見えることがあります。ワイドラペルならVゾーンが自然に広がり、重厚感と上品さを両立できます。
掲載推奨画像: 高身長モデルがナローとワイドを比較した写真。

用途別(ビジネス/フォーマル/カジュアル)でのラペル選びのポイント

用途によっても、適したラペルの形は変わります。

  • ビジネス:ノッチドラペルが基本。誠実で安心感のある印象を与える。
  • フォーマル:ピークドラペルやショールカラーが最適。華やかで格を高める。
  • カジュアル:セミノッチやフィッシュマウスなど、柔らかいデザインで抜け感を演出。

また、職業や立場によっても最適解は変わります。たとえば、クリエイティブ職なら個性を強調できるピークドラペルを、管理職なら落ち着いたノッチドラペルを選ぶと印象が整います。


体型ラペル幅合う形状効果的な印象
細身・小柄6〜7cmノッチ・セミノッチスマート・スッキリ
標準体型7.5〜8.5cmノッチ・セミピーク安定感・自然な調和
高身長・がっしり9〜10cmピーク・ローリングダウン堂々・重厚感

自分に合ったラペルを選ぶためのチェックリスト

これまでラペルの形・幅・色・バランスについて詳しく見てきましたが、いざオーダーの場になると「どれを選べばいいか分からない」と迷う方も多いです。最後に、自分に合ったラペルを見極めるための実践的なチェックリストを紹介します。テーラーとの打ち合わせやフィッティング時に、このポイントを意識するだけで完成度が大きく変わります。

自分の体型・用途を整理する問いかけ

ラペル選びは、まず自分の体型と用途を明確にすることから始まります。次の質問を自分に当てはめて考えてみましょう。

  • どんな場面で着るスーツか?(ビジネス/フォーマル/カジュアル)
  • 自分の肩幅・身長・胸板の厚さはどのタイプか?
  • 信頼感・落ち着き・個性など、どんな印象を与えたいか?

たとえば「毎日営業で使う」「誠実な印象を重視したい」ならノッチドラペルが最適です。一方「舞台やプレゼンで存在感を出したい」ならピークドラペルが効果的です。自分の目的を整理するだけで、選択肢が自然に絞られます。

ラペルの形状・幅・色・バランスの優先順位をつける

スーツ全体を完成させるうえで、すべての要素を完璧に整える必要はありません。むしろ「どの要素を優先するか」を決めることが大切です。

  • 形状を優先:印象を重視したい人(例:誠実=ノッチ、堂々=ピーク)
  • 幅を優先:体型を補正したい人(例:細身=ナロー、がっしり=ワイド)
  • 色や縁取りを優先:フォーマル・華やかさを出したい人

オーダーでは担当者に「形はノッチで、幅は8cm前後、ピックステッチを追加したい」と具体的に伝えると、より理想に近い提案を受けられます。
掲載推奨画像: ラペル形・幅・色を比較したスーツ3着を並べた写真。

採寸~仕立てまでラペルについて確認すべき5項目

  1. ラペルの形状:ノッチ・ピーク・ショールのどれを選ぶか
  2. ラペル幅:肩幅・ネクタイ幅と合っているか
  3. ゴージライン位置:顔との距離感に違和感がないか
  4. ステッチ・縁取り:フォーマル度に合っているか
  5. 生地との相性:厚手・薄手でロールの出方が変わる

採寸時にこの5項目を確認しておくと、仕上がりの印象ズレを防げます。特に初めてオーダーする方は、鏡の前でテーラーに確認しながら微調整を行うのが理想です。

確認項目チェック内容よくある失敗例
ラペル形状ノッチ/ピーク/ショールなどを選ぶ場面に合わないデザインを選ぶ
ラペル幅体型と肩幅に合うか確認細身にワイドを合わせてアンバランス
ゴージライン位置顔との距離・高さを確認高すぎて違和感・低すぎて古臭く見える
ステッチ・縁取りフォーマル度に合っているかビジネスに装飾過多な仕様
生地との相性厚手か薄手かでロールの出方を確認ロールが潰れて立体感がなくなる

よくある質問

ビジネススーツでは、どのラペル形状を選ぶのが無難ですか?

ビジネスで最も信頼感を与えるのは「ノッチドラペル」です。控えめで誠実な印象を作りやすく、どの業界でも通用します。役職や立場が上がるにつれて、少し華やかな「セミピークドラペル」に切り替えるのもおすすめです。

ラペル幅はどうやって自分に合うサイズを決めればいいですか?

基本は「肩幅」と「ネクタイ幅」を基準にします。肩幅が狭い人は6〜7cm、標準体型なら7.5〜8.5cm、肩幅が広い人や高身長なら9〜10cmが目安です。また、ネクタイの大剣幅とラペル幅を近づけると全体のバランスが整います。


フォーマルな場では、どんなラペルがふさわしいですか?

格式の高い式典や結婚式では、「ピークドラペル」か「ショールカラー」が最適です。特にタキシードにはショールカラーが定番で、サテン素材の光沢を合わせると一気に格が上がります。ノッチドラペルでも生地を黒やチャコールにすれば、ビジネスフォーマルとして十分通用します。

流行に左右されないラペルを選ぶにはどうすればいいですか?

流行に影響されにくいのは「レギュラー幅(約7.5〜8.5cm)」のノッチドラペルです。10年以上着ても古く見えず、幅広いシーンに対応できます。トレンドを取り入れたい場合は形よりも「ピックステッチ」や「ラペルカラー」などの細部で変化をつけると良いでしょう。

オーダー時に失敗しないために、ラペルで確認すべきポイントは?

打ち合わせでは次の5点をチェックしてください。

  1. ラペル形状(ノッチ・ピーク・ショールなど)
  2. ラペル幅(体型と肩幅に合っているか)
  3. ゴージライン位置(高すぎず低すぎないか)
  4. ステッチや縁取りのデザイン(フォーマル度との整合)
  5. 生地との相性(厚手ならロールが柔らかく出る)
    この5項目を確認すれば、仕上がり後に「思っていた印象と違う」というミスを防げます。

スーツの完成度は、細部で決まります。ラペルの形・幅・色を理解し、自分の体型や目的に合わせて選ぶことで、あなたの印象は確実に変わります。次にオーダーする際は、ラペルを意識して仕立ててみてください。

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この記事を書いた人

Ciao! 私はフランチェスコ・ワタナベ、イタリア生まれ日本育ちの36歳です。父はミラノでテーラーを営んでおり、私もスーツに強いこだわりを持つようになりました。さまざまなスタイルや生地を見てきましたが、常に大切にしているのは「自分にぴったりの一着を見つけること」。このサイトでは、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力を中心に、既製品よりもフィット感の良いスーツを探している方へ役立つ情報を提供します。あなたの理想のスーツ選びをサポートします! Grazie!

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