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フランチェスコ ワタナベ(Francesco Watanabe)
某アパレル企業のファッションバイヤー
スーツは私にとってただの服ではなく、人生そのものです。このサイトでは、フルオーダーはちょっと手が届かないけれど、既製品よりも自分に合ったスーツを探しているあなたに向けて、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力をお伝えします。
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Loro Piana(ロロピアーナ)の特徴・相場を徹底解説|高級生地が選ばれる理由とは

Ciao!

Loro Piana(ロロピアーナ)の特徴・相場を詳しく知ることで、自分に合うオーダースーツを選べます。生地ランクや価格帯、人気モデルを専門家視点で整理し、購入前の判断材料となる情報を提供します。

目次

Loro Pianaとは?

ロロピアーナは世界の高級ファッション業界で特別な地位を持つブランドです。ウールやカシミヤといった最高級の天然素材を扱い、その品質は世界中の一流ブランドから絶大な信頼を得ています。特にスーツやジャケットに使われる生地は、軽やかで柔らかく、それでいて耐久性を兼ね備えている点が評価されています。

歴史とLVMH傘下での展開

ロロピアーナの歴史は1924年、イタリア北部のクアローナという小さな町から始まります。創業以来、一貫して高級ウールやカシミヤの生産に力を注ぎ、独自の買い付けネットワークを築き上げてきました。特に南米やモンゴルから仕入れる上質な原毛は、他社では入手が難しいほど希少性の高いものです。1990年代以降、ロロピアーナは「タスマニアン」や「フォーシーズンズ」といった代表的な生地を打ち出し、オーダースーツ市場で強固な地位を築きました。2013年にはLVMHグループに参入し、資本力とグローバルな販売網を背景にさらに発展。伝統的な職人技と現代的なビジネス戦略を両立させ、世界中のファッショニスタにその名を知られる存在となっています。

芸能人やセレブリティに愛される理由

ロロピアーナのスーツやジャケットは、国内外の芸能人やビジネスリーダーに選ばれています。理由は明快で、見た目の美しさと着心地の軽さを両立しているからです。例えば、日本ではドラマの衣装に採用されることも多く、俳優が身にまとうことで知名度が広がりました。

海外では俳優ロバート・デ・ニーロや政治家が愛用している例も知られています。生地の持つ自然な光沢と、動いたときに生まれる柔らかなドレープは、写真や映像でも際立つため、メディア露出の多い人物にとって理想的な選択肢なのです。さらに、シンプルでありながら存在感を放つ「静かなぜいたく」というブランド哲学が、成熟した大人の価値観に合致し、多くのセレブの心をつかんでいます。

ロロピアーナ生地の特徴

ロロピアーナの生地は、世界中のオーダースーツ愛好家やブランドに選ばれ続けています。その理由は、原料への徹底したこだわりと独自の生産体制、そして多彩なコレクションにあります。さらに希少な素材を使った限定ラインは、他にはない存在感を放っています。

世界最高水準の原料と一貫生産

ロロピアーナの最大の強みは、原料調達から紡績、織布、仕上げに至るまで自社で一貫して行う点にあります。

例えばカシミヤはモンゴルや中国奥地の遊牧民から直接買い付け、ウールはオーストラリアやニュージーランドの契約牧場で育てられた最高品質のものを使用しています。繊維の細さは14〜15マイクロンという超極細。これは人間の髪の毛の5分の1ほどで、実際に触れると空気のように軽く、しかし適度な張りもあるのが特徴です。この一貫管理により、常に安定した品質を保ち、世界の一流ブランドへ供給し続けています。

定番生地コレクション(タスマニアン、フォーシーズンズなど)

ロロピアーナを代表するのが「タスマニアン」です。オーストラリア南部タスマニア島のウールを使い、軽さと耐久性を両立した生地で、長時間の着用でも型崩れしにくい点が人気を集めています。ビジネスマンが海外出張に持っていくスーツとしても定評があります。

一方「フォーシーズンズ」は名前の通り一年を通じて快適に着られる万能生地。気温や湿度の変化が大きい日本の気候にも適しており、初めてロロピアーナを選ぶ人にもおすすめできるシリーズです。実際に仕立てた顧客からは「夏でも重さを感じない」「冬は程よく暖かい」といった声が多く寄せられています。

希少素材「ジーランダーウール」「ペコラ・ネラ」

ロロピアーナは定番だけでなく、希少素材を活かした革新的なコレクションでも知られます。「ジーランダーウール」はニュージーランドの特定の牧場でのみ採れる純血種メリノ羊の毛で、特有の光沢ときめ細かさが魅力です。さらに「ペコラ・ネラ(黒羊)」は自然の黒い毛を持つ羊から採れるウールで、染色を必要とせず、深みのある自然な色合いを楽しめます。いずれも限られた数量しか生産されず、手に入るのはごく一部の顧客のみ。こうした素材を使ったスーツやジャケットは、単なる衣服を超えた希少価値を持ちます。

ロロピアーナの生地を知れば、単なる高級ブランドではなく「素材そのものから価値をつくる存在」であることがわかります。次にスーツやオーダーの場面でどう活かせるかを意識してみると、自分に合った選び方の視点が広がるでしょう。

生地ランクと種類

ロロピアーナの生地は幅広いランクに分かれており、初めてオーダーする人から上級者まで満足できるラインナップがそろっています。ビジネス用に適した実用性の高いモデルから、最高級の希少素材を用いたコレクションまで存在し、その違いを理解することで自分に合った選択がしやすくなります。

エントリーモデルから最高級ラインまで

ロロピアーナの生地は大きく三段階に分けられます。

  • エントリーモデル:「フォーシーズンズ」などに代表されるラインで、オールシーズン着用可能な万能型。耐久性と扱いやすさがあり、初めてのオーダーに選ばれることが多いです。
  • ミドルレンジ:「タスマニアン」や「ジーランダーウール」など、軽さや光沢感をより追求したシリーズ。生地の風合いに奥行きがあり、ビジネスだけでなくパーティーシーンにも対応します。
  • ハイエンドライン:「ウィッシュ」や「ペコラ・ネラ」のような特別な素材を用いたシリーズ。繊維の細さは14ミクロン前後と驚異的で、しっとりとした肌ざわりと格別のドレープ感を実現します。仕立て上がりは芸術品に近く、所有する喜びそのものが価値になるレベルです。

生地ランク別の特徴と価格帯

ランクごとに特徴と相場を整理すると次のようになります。

ランク主なシリーズ特徴相場(スーツ仕立て)
エントリーフォーシーズンズ耐久性・汎用性・扱いやすさ10万〜15万円前後
ミドルタスマニアン、ジーランダー軽さ・光沢・高級感15万〜25万円前後
ハイエンドウィッシュ、ペコラ・ネラ超極細繊維・希少素材・圧倒的な着心地25万〜40万円以上

実際にテーラーで試着すると、同じロロピアーナでもランクが上がるごとに肩に乗せた瞬間の軽さや落ち感が全く異なります。ビジネスで日常的に使うならフォーシーズンズ、特別な場や長く残したい一着ならウィッシュやペコラ・ネラ、といった選び方が現実的です。

生地ランクを理解することで、予算と目的に応じた最適な選択が可能になります。次に仕立てを検討する際には、ランク別の違いを実際に触れて確かめ、自分に最も合う一着を見極めてみてください。

ロロピアーナ製スーツの魅力

ロロピアーナのスーツは、ただ「高級」という言葉で片づけられない特別な価値を持っています。生地がもたらす美しいドレープ、身体に寄り添う軽やかな着心地、そして仕立て方法やモデルの選択肢により、着る人の個性を最大限に引き出します。ここでは、その魅力を具体的に解説します。

美しいドレープと着心地の良さ

ロロピアーナの生地を使ったスーツの最大の特徴は、動いたときに生まれる柔らかなドレープです。極細のウールやカシミヤが織りなす生地は、自然な光沢と落ち感を生み出し、立っている姿勢だけでなく、歩いた瞬間にも優雅さを演出します。

フルオーダーとパターンオーダーの違い

ロロピアーナのスーツは、生地選びと仕立て方法の組み合わせによって完成度が大きく変わります。

  • パターンオーダー:既存の型紙をベースにサイズを調整する方法。比較的手頃な価格帯で、仕立て時間も短いのが特徴です。初めてロロピアーナを体験する人には適しています。
  • フルオーダー:型紙をゼロから作り上げ、肩幅・姿勢・癖に合わせて細部を調整する方法。費用や納期はかかりますが、完成度は圧倒的で、まさに自分だけの一着となります。

テーラーで採寸を受けた際に「フルオーダーにした瞬間、背中のシワが消えた」という体験談もあり、体型に悩みがある人ほどその恩恵を実感できます。

ビジネススーツ・ジャケットの定番人気モデル

ビジネスシーンで人気なのは「フォーシーズンズ」を使ったネイビーやチャコールグレーのスーツです。年間を通して着用でき、耐久性もあり、実用性と上品さを兼ね備えています。軽快さを求める人には「タスマニアン」を用いたジャケットが選ばれ、出張や移動の多い職業人に重宝されています。また、特別な場では「ウィッシュ」や「ペコラ・ネラ」を使用したスーツが好まれ、深い艶感と極上の肌ざわりが披露宴や式典などで存在感を放ちます。

ロロピアーナのスーツは、素材・仕立て・モデルの三要素が組み合わさることで完成度が高まります。次にテーラーへ足を運ぶときには、自分のライフスタイルに合った選び方を意識すると、より満足度の高い一着に出会えるでしょう。

価格相場の実態

ロロピアーナの生地を使ったスーツやジャケットは、素材や仕立て方法によって価格が大きく変わります。高級ブランドとしての知名度だけでなく、実際の価格帯を理解することで、購入や比較検討の際に迷いが少なくなります。ここでは具体的な相場感を整理し、選びやすくするための目安を紹介します。

スーツ相場(10万円台~30万円台以上)

ロロピアーナのスーツは、エントリークラスで10万円台後半から手に入ります。例えばフォーシーズンズを使ったパターンオーダーでは、15万円前後が目安です。中級ランクのタスマニアンやジーランダーを選ぶと20万円台が中心となり、さらにハイエンドのウィッシュやペコラ・ネラをフルオーダーで仕立てる場合は30万円以上に達することも珍しくありません。

ジャケットやコートの価格帯

スーツに比べると、単品のジャケットはやや手頃で、10万円前後から選べます。特にビジネスカジュアルの需要が高まる中、タスマニアンの軽やかなジャケットは出張や会食用として人気です。

一方、カシミヤをふんだんに使ったコートになると価格帯は一気に上がり、20万円台後半から50万円前後が中心です。冬の定番モデルであるカシミヤコートは、軽さと暖かさを兼ね備えており、長年投資する価値のある一着として支持されています。

生地ランク・仕立て別の費用感

ロロピアーナの価格を理解するには「生地ランク」と「仕立て方法」の組み合わせが重要です。

  • パターンオーダー × エントリーモデル:約10万〜15万円
  • パターンオーダー × ミドルレンジ:約15万〜25万円
  • フルオーダー × ハイエンドライン:30万円以上

同じフォーシーズンズでも、パターンオーダーとフルオーダーでは仕立て代に大きな差が生じます。さらに希少素材を選べば、価格は一層高くなりますが、その分得られる着心地や満足度は比べものになりません。

管理人

ロロピアーナは「高い」だけでなく、価格と品質のバランスを理解することで長期的に価値を感じられるブランドです。次にテーラーへ足を運ぶ際には、自分の目的や予算に合わせてランクと仕立てを選び、納得の一着を見つけてみてください。

自分に合った選び方

ロロピアーナの生地は種類も多く、価格帯も幅広いため「どれを選ぶべきか」で迷う人は少なくありません。自分のライフスタイルや着用シーン、季節の特徴に合わせて選ぶことで、満足度の高い一着に出会えます。さらに購入後のケアを心がければ、長期間その魅力を保ち続けることができます。

シーン別の生地・モデル選択

仕事中心で使う場合は、フォーシーズンズタスマニアンのような耐久性と汎用性を兼ねた生地がおすすめです。長時間の会議や出張にも適しており、シワになりにくい点も実用的です。

逆に、特別な式典やパーティーにはウィッシュペコラ・ネラといった高級ラインがふさわしく、深い光沢としなやかさで存在感を高めます。普段使いのジャケットなら軽快なタスマニアンやストレッチ性のあるムービングシリーズが便利で、休日の装いにもなじみます。

季節ごとのおすすめ生地

季節ごとの気候に合わせた生地選びも重要です。

  • 春夏:通気性に優れたサマー・タスマニアンやトロピカルウールが快適。軽やかで涼しさを感じられます。
  • 秋冬:カシミヤ混のウィッシュや、保温性を備えたフランネルが最適。冬のコートにはロロピアーナのカシミヤ100%が格別です。
  • オールシーズン:フォーシーズンズは一年を通じて対応できる万能素材で、初めてロロピアーナを選ぶ人にも安心です。

実際に季節感を意識して選んだ顧客からは「夏でも軽く、冬は意外に暖かい」との声が多く寄せられています。

長く愛用するためのケアポイント

どんな高級生地でも、手入れを怠ると寿命は短くなります。着用したあとはブラッシングでほこりを落とし、連日使用は避けて休ませることが大切です。湿気を含んだときには風通しのよい場所で陰干しして、クリーニングは必要最小限にとどめましょう。カシミヤ製品は特に摩擦に弱いため、専用ハンガーで型崩れを防ぐ工夫も欠かせません。

ロロピアーナの一着は「買う」だけでなく「育てる」楽しみがあります。次に仕立てを検討する際には、シーンや季節、ケアの方法までを考慮し、長く愛用できるパートナーとして選んでみてください。

よくある質問

ロロ・ピアーナのスーツは高いのはなぜですか?

ロロピアーナのスーツが高額である理由は、原料の希少性と生産工程の徹底管理にあります。世界でも限られた牧場から仕入れる超極細ウールやカシミヤは、通常の生地よりも調達コストが格段に高いのです。さらに自社一貫体制で紡績から仕上げまでを行うため品質は安定し、他にない軽さや柔らかさを実現しています。単なるブランド料ではなく、素材そのものの価値が価格に反映されているのです。

ロロピアーナの最高級生地は何ですか?

ロロピアーナの最高級生地の一つは「ペコラ・ネラ」です。自然の黒羊毛を用いるため染色を行わず、深い色味と独特の艶を持ちます。生産量はごくわずかで、限られた顧客しか入手できません。加えて「ウィッシュ」シリーズも極めて高級で、14マイクロン前後の超極細ウールを使用。触れると驚くほど柔らかく、仕立て上がりは芸術的な美しさを放ちます。これらは所有そのものがステータスとなる生地です。

ロロピアーナの特徴は?

ロロピアーナの特徴は、軽やかで柔らかい着心地と上品な光沢にあります。極細繊維を用いた生地は身体に吸いつくように馴染み、動くたびに美しいドレープを描きます。また撥水性や通気性など機能性を備えたシリーズも多く、実用性にも優れています。ブランド哲学として掲げる「静かなぜいたく」は、華美ではないのに確かな存在感を持ち、大人の装いにふさわしい魅力を与えてくれる点が大きな特徴です。

ロロピアーナの生地はどのブランドが使われていますか?

ロロピアーナの生地は、ブリオーニやキートン、ゼニアと並ぶ世界最高峰ブランドに広く採用されています。さらにジョルジオ・アルマーニやトム・フォードといったラグジュアリーブランドもコレクションで使用し、ハイエンドなスーツやジャケットを支えています。これは生地そのものが「完成度の保証」とされている証拠で、仕立てブランドの個性と融合することで、唯一無二の一着を生み出しているのです。

世界最高峰のスーツは?

世界最高峰のスーツと呼ばれるものの一つに、ロロピアーナやゼニアの最高級生地を使い、フルオーダーで仕立てたスーツがあります。特にナポリのサルトリア(仕立て工房)が作る一着は、芸術品とも評されます。例えばキートンやチェザレ・アットリーニは世界的に評価が高く、ロロピアーナの生地を採用することで軽さとエレガンスをさらに際立たせます。生地と仕立てが融合した一着こそが「最高峰」と呼ぶにふさわしいのです。

ロロピアーナの生地を使用したオーダースーツの値段は?

ロロピアーナの生地で仕立てるオーダースーツは、パターンオーダーなら15万円前後から、フルオーダーでは30万円以上になるのが一般的です。エントリー向けのフォーシーズンズは比較的手頃で、ビジネスユースにも適しています。一方でウィッシュやペコラ・ネラなど希少素材を選ぶと、仕立て代込みで40万円を超える場合もあります。価格差はありますが、その分得られる着心地や満足感は長期的に価値を感じられるものです。

Loro Piana(ロロピアーナ)の特徴・相場を理解すれば、用途や予算に合わせた最適な選択ができます。長く愛用できる一着を手に入れるために、ぜひ今回の内容を参考にして検討してみてください。

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この記事を書いた人

Ciao! 私はフランチェスコ・ワタナベ、イタリア生まれ日本育ちの36歳です。父はミラノでテーラーを営んでおり、私もスーツに強いこだわりを持つようになりました。さまざまなスタイルや生地を見てきましたが、常に大切にしているのは「自分にぴったりの一着を見つけること」。このサイトでは、カスタムオーダーやセミオーダーの魅力を中心に、既製品よりもフィット感の良いスーツを探している方へ役立つ情報を提供します。あなたの理想のスーツ選びをサポートします! Grazie!

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